パーフェクトのがすも!
2012年5月31日
昨日の杉内 俊哉は凄かった!!
読売ジャイアンツ 対 東北楽天ゴールデンイーグルス の交流戦で、
8回2アウトまで一人の走者も出さずにパーフェクトピッチング
9回はテレビの前で正座して、緊張して見守ってしまいました。
<試合展開>
相手は腰痛から復帰した楽天のエース マー君
ストライクゾーンがやや広めの主審に助けられたところも多かったですが、
互いに得点を許さず、奪三振ショーを展開。
■マー君 8回 11奪三振
■杉内 9回 14奪三振
均衡が破れたのは、7回裏 2アウトから5番阿部がレフト前ヒットで出塁すると
前の打席で空振り三振を喫していた6番高橋由伸が、マー君のツーシームを
逆らわずにレフトスタンド中段に放り込みツーランホームラン!
快投を続ける杉内はベンチ前で大喜び!さすがに今日ばかりは
手ごたえ(完封)があったのでしょうね。
8回を迎え4・5・6番と好打者が並ぶイニングも、さらりと片付け残すイニングはあと1回!
ジャイアンツの攻撃も簡単に終わり、場内が騒ぎ出します。
9回先頭は途中から守備に入っている7番西村 初球に手を出しピッチャーゴロ。
8番は代打銀次。杉内の外角スライダーに空振り三振。
(最後のバッターを迎える前に阿部が間を取りに行く。)
正直な感想:とてつもない緊張感の中で平常心でいないのは理解出来たが、
不要な間だった気がしました。そのままいってほしかった。(結果論ですが)
9番は代打中島。初球からフルスイング!!相手も開き直っていましたね。
1ボール2ストライクからの4球目。外角ストレート!判定はボール!とてもきわどい。
今日の主審なら手が挙がってくれ(祈)と思うような1球でした。
最後はインコース低めにはずれ今日初めてのランナーを許してしまいました。
この瞬間、場内からはため息が・・・この瞬間、パーフェクトゲームが夢となりました・・・
しかし杉内は切り替えて、後続打者を今日14個目となる見逃し三振でゲームセット!
この瞬間、ノーヒットノーラン達成!!おめでとう(^^)
ヒーローインタビューでは、最高の笑顔をふりまいていた31歳でした。
杉内 俊哉(今年FAでソフトバンクから移籍1年目)
通算成績 110勝56敗 防御率2.84
実はこの男、鹿児島実業高3年夏の甲子園でもノーヒットノーランを達成しているんです。
ちょっこっとメモ
■ノーヒットノーラン プロ野球 75人目(86度目)
■ジャイアンツでは、1994年 槙原 寛己(完全試合) 以来 18年ぶり11人目(15度目)
■9回2アウトから完全試合を逃した投手は今まで3人おり、いずれも安打を許す
■高校野球夏の甲子園とプロ野球でノーヒットノーランを達成したのは史上初!
おめでとう!杉内
誰もが野球評論家でした。