御柱祭の里曳きに参加してきました!!
2016年6月7日
ゴールデンウイークも終わってそろそろ一か月が経ちますね・・・はるか昔のように感じます。
しかし今回はゴールデンウイーク中のブログを書いちゃいます!
5月3日に、日本三大奇祭の一つとされる
長野県の【御柱祭の里曳き】に参加してきました!
この御柱祭、6年に1度しか開催されないため、なかなか拝むことができないのですが
今回は縁があって、なんとその御柱を看板工場の有志4名で曳かせていただきました!
会場はとにかくすごい人でした・・・。 |
そして見えてきました、私達の曳いた【本宮四】の柱!!・・・とチビ御柱。
(車輪付き) |
あまり上手に撮れていませんが、長さ約17M・直径約1M・重さ約10トンを超える
と言われているこの巨木を約1000~3000人の人力のみで【前宮】まで約1km、【本宮】では約2.5kmを曳いて歩きます。
たかだか1kmだと高を括り上機嫌な面々。 まさかこの中に約1名、次の日激しい筋肉痛に襲われるとは 夢にも思っていません・・・(私なんですけどね。
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道中は地元の方から振る舞いがあり、お酒や食べ物が振る舞われるとの話だったのですが、私達
・・・お酒しか飲んでない。
おかしいですね、もっと他にも色々あったはずなのですが。
うちのお祭り番長が気づけばこんなものを頂いて首から下げて上機嫌でした。それにしても1升丸々頂けるなんて流石御柱、懐が深い。・・・とりあえず乾杯。
その後ろでは、他の御柱が波うっていましたが、そっちのけでお酒を飲む面々。 |
さて、そろそろ私達の本宮四の御柱が動き出しますよ!
木やり衆 (木やり歌を歌い、曳子の心を一つにします) |
木やり衆の【木やり歌】を合図に一斉に曳子が縄を曳き、運んでいきます。
この【木やり歌】とはもともと重い木材などを運ぶときに歌われる掛け声のようなもので、
「山の神様お願いだ~」「力を合わせてお願いだ~」
などと歌っているようなのですが、独特のイントネーションなので、正直まったく聞き取れません・・・。
が、曳いてるうちに不思議とリズムがつかめてくるもので、木やり衆のあとに曳子が一斉に
「これは山王へ ヨイサ!ヨイサ!」
の氏子の合図で縄を曳く、この時曳子がタイミングよく一斉に曳くと御柱が動き出します。
逆にタイミングが合わないと全く動かないので、動いた時の会場の一体感は今までに経験したことのない
感動でした。
ちなみに曳く時は、太い曳綱に細いロープを巻き付けていき、各々一本づつ持って曳いていきます ・・・曳いていきます。
・・・が、
わたくし、それはそれは一生懸命に曳いていたものですから曳いてる写真など撮れるわけもなく、
撮った写真といえば・・・・
太鼓を叩き終わって達成感に満ち溢れている人々・・・。
とてもかっこいい太鼓が鳴り響いていたのですが、写真を撮りに行ったら終わってました・・・。
そんなこんなで写真は撮れませんでしたが、私は一所懸命に縄を曳きました!!!
私たちの曳いた本宮四の御柱は、この日は前宮までの曳行で、翌日本宮境内へと運ばれ、後日無事建御柱が行われました。
日程の関係上最後まで見届けられなかったのが残念でなりません・・・。
しかしこの日、前宮の御柱は境内へ上るところ見ることができました!
この急勾配を一気に駆け上がっていきます! | ここからは一般人は立ち入り禁止でプロに任せます。 |
よ~く見ると乗っているというより抱きついてる。。 | 鳥居ギリギリをかわして上がっていきます。 |
鳥居やら神社の屋根やらをかわして(少しぶつかって挟まってる人もいたような)なんとか前宮の御柱は
境内へと上がっていくのでした。 翌日、この御柱も無事建御柱を終えたとのことでした。めでたしめでたし。
おまけ
一仕事終えてご飯を食べる面々。 |
・・・おや?
最初と持ってるお酒が違う!!
そうです、うちのお祭り番長はおかわりをもらっていたのです。・・・なんと気前のいい御柱。
次回の御柱祭はまた6年後、また是非里曳に参加したいものです。
そして次こそは最後の建御柱まで見てみたい!と思う百瀬なのでした。