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看板の安全点検について

2019年2月22日

約半年ぶりの更新になります。 永遠の新人 百瀬でございます。

今回は看板の安全点検についてお話したいと思います。

一見普通に見える光景ですが、実はとんでもないことが起こっております。

袖看板をよく見てみると・・・

袖看板の底面が抜け落ち、振れ止め棒に引っかかってかろうじて支えている状態でした。

駅前の交通量の多い歩道の為、この状態では最悪命にかかわる事故になりかねないので至急撤去工事に伺いました。

 

 

ほとんどの袖看板はステンレスやアルミで外装を作っているので、一見まだまだ綺麗に見えても、内部はスチールで組まれており腐食してボロボロ・・・というのがよくある話で・・・外してみると・・・

(やっぱり・・・)

この看板も底面がボロボロで、ほぼ外装しか残っていませんでした。

これは看板を横にした状態ですが、真ん中の蛍光灯が取り付けられている支柱は腐って上だけでぶら下がっているような状況で・・・

これがアップの写真ですが、もうなんとも酷い状況ですね・・・。

看板の底面には水抜きの穴もあるのですがゴミや錆が溜まったり、藻がはったりするとそこから水が溜まり腐食が進んでいきます。

逆に、これは看板の上部なのですが底面に比べると錆もそこまで酷くありませんね。

 

 

今回のように、【一見綺麗な看板だけど開けてみてびっくり】ということは多々見られる事例です。

 

 

本件はオーナー様が異常を発見し、すぐにお問い合わせ頂いたので大事には至りませんでしたが、もし気づかなかったらと思うとぞっとしますね・・・。

 

 

現状、屋外広告物の申請が行われている看板については、管理者による安全点検の報告書を提出することが行政より義務付けられておりますが、高さ・大きさ等で義務付けられていない看板もございます。

  

取付状況にもよりますが、今回の看板もこれ単体の規模であれば安全点検報告書の提出は必要のない看板になります。

しかし点検を怠り放置していると落下事故の原因にもなりますので、まずは日常的な目視の安全点検を行い、少しでも異常がみられる場合(破損・錆が出ている、看板が傾いている、茶色く錆の混じった雨だれが出ている等)はお気軽にご相談ください。

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